駆除には苦悩
カメを駆除する場合、通常は動物愛護法の規定に基づいて痛みを与えないように、冷凍庫を使って殺処分する。しかし今回は、「興福寺の足元で、しかも命を大切にする放生会の場所でもある猿沢池で殺処分をするのは…」と県も対応に悩んだ。そこへ手をさしのべたのが神戸市立須磨海浜水族園だった。
同水族園は、神戸市内で飼い主が飼いきれなくなったミドリガメを引き取って飼育しており、猿沢池のミドリガメも特例で引き取りに応じた。一方、在来種のイシガメなどは井上教諭の管理の下、奈良教育大付属小学校(奈良市)のプールで一時的に飼育し、3月中に池に戻す。
県は猿沢池周辺の景観を昔の姿に戻すため、木の植え替えなど行っており、池についても「外来種を取り除き、イシガメなどがいた昔の風景に戻したい」(担当者)という。
ただ在来種は激減しており、産卵場所もないため、今のままでは自然に増えるのは難しい。そのため産卵場所となる人工の砂地を設けることも検討している
タオバオ代行からのニュース
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